突発やプレイ日記を書き逃げする雑記帳。
未完結品多し。
ネタバレ満載警報発令中~。
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ぶっちゃけ冒頭は都合により同じなので省きたかったんですが、性格の違いを出すために一応作成。
突発で書いていくのでどんな風になるかは未知数です。(ぉぃ
レム・ガーデン レム 23の日 。
いつもと変わらない日常に、珍しく両親を訪ねてきたヴァン師匠の話をルークは熱心に聞いていた。
「導師イオンというのはキムラスカとマルクトの調停の要と聞いている。この情勢下に行方不明というのは、戦争と関係があるのか?」
屋敷から出ることは許されないが、三大勢力の関係図は一応聞き知っている。
ダアトの最高指導者が行方不明という話にルークは眉をひそめた。
「それは私にもまだ分からん。ダアトに戻り詳しい報告を受けねばな。私が不在の間は部下を来させよう。ルーク、お前には不便を強いるが……」
「構わん、急事だからな。だが、導師イオンが見つかったらまた稽古を付けに来ると約束してくれ」
「うむ、約束しよう」
憧れのヴァン師匠が居なくなるのは密かにガッカリだったが、公爵家の子息として甘えは許されない。
ルークは実質最後の稽古を前に木刀の柄に触れ気合いを入れ直すと、中庭への扉を開けた。
剣術稽古も終盤に近づいた頃、ルークは妙な違和感に襲われ辺りを見回した。
何かが来る。
そんな漠然とした不安の中突然中庭に響き渡った歌声に、ざっくりと意識を刈り取られた。
木刀を支えに膝を付くルークの視界の端に映ったのは、黒服に長い髪の女の姿。
「裏切り者ヴァンデスデルカ。……覚悟!!」
短剣を振り上げた女とヴァンの間に居たルークは咄嗟に木刀を翳して一撃を受け止めた。
――響け……。ローレライの意志よ届け……。開くのだ!
脳裏にいつもの理不尽な声が響き渡る。
その瞬間、内側からわき上がる旋律に揺さぶられ、今度こそルークの意識は完全に闇へと落ちた。
突発で書いていくのでどんな風になるかは未知数です。(ぉぃ
レム・ガーデン レム 23の日 。
いつもと変わらない日常に、珍しく両親を訪ねてきたヴァン師匠の話をルークは熱心に聞いていた。
「導師イオンというのはキムラスカとマルクトの調停の要と聞いている。この情勢下に行方不明というのは、戦争と関係があるのか?」
屋敷から出ることは許されないが、三大勢力の関係図は一応聞き知っている。
ダアトの最高指導者が行方不明という話にルークは眉をひそめた。
「それは私にもまだ分からん。ダアトに戻り詳しい報告を受けねばな。私が不在の間は部下を来させよう。ルーク、お前には不便を強いるが……」
「構わん、急事だからな。だが、導師イオンが見つかったらまた稽古を付けに来ると約束してくれ」
「うむ、約束しよう」
憧れのヴァン師匠が居なくなるのは密かにガッカリだったが、公爵家の子息として甘えは許されない。
ルークは実質最後の稽古を前に木刀の柄に触れ気合いを入れ直すと、中庭への扉を開けた。
剣術稽古も終盤に近づいた頃、ルークは妙な違和感に襲われ辺りを見回した。
何かが来る。
そんな漠然とした不安の中突然中庭に響き渡った歌声に、ざっくりと意識を刈り取られた。
木刀を支えに膝を付くルークの視界の端に映ったのは、黒服に長い髪の女の姿。
「裏切り者ヴァンデスデルカ。……覚悟!!」
短剣を振り上げた女とヴァンの間に居たルークは咄嗟に木刀を翳して一撃を受け止めた。
――響け……。ローレライの意志よ届け……。開くのだ!
脳裏にいつもの理不尽な声が響き渡る。
その瞬間、内側からわき上がる旋律に揺さぶられ、今度こそルークの意識は完全に闇へと落ちた。
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