突発やプレイ日記を書き逃げする雑記帳。
未完結品多し。
ネタバレ満載警報発令中~。
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「む……やはりルシオか」
「えーっ!! あの稼ぎ頭を送っちゃうわけ!?」
びっしりと書き込まれた帳面をめくるヴァルキリーの呟きにメルティーナが抗議の声を上げた。
「仕方があるまい。今回の要求に適いそうな人材は他に居ないのだから」
「少しくらい違っててもいいじゃない。こっちの戦力が減ったら、戦力そのものが送れなくなるんだからさ」
「まあ、それはそうなのだが」
渋面を浮かべたまま帳面を閉じると、ヴァルキリーは手持ちの人材をちらりと見、疲れたような溜息を零した。
「能力的にはアリューゼが最も適任なのだが……アレはフレイにダメ出しを喰らっているからな」
「ダメ出しとか言うなよ」
ヴァルキリーの呟きに抗議の声を上げたのは、ダメ出しを喰らった当の本人。
「全く、んなこと言ってると取ってきた秘蔵の名剣やらねぇぞ」
「それは困る。ドラゴン族限定だが一振りで致命傷を負わせるという名剣だろう。人の手に成るもの故壊れやすいが、威力に関しては神の業をも凌ぐからな。素晴らしい財産だ」
大層生真面目な表情で頂戴の手を出すヴァルキリー。
アリューゼは少しばかり呆れながらも秘蔵の剣を渡してやった。
そこへ金髪をなびかせた少女が駆けつけてきた。
「アリューゼはヴァルキリーの戦力になっておるのだから、天界へ送る必要は無かろう。地上の不死者を狩るヴァルキリーにだって戦力は必要なのじゃからのう」
「とか何とか言っちゃって。本当は一緒に居たいだけでしょう?」
「う゛……まあ、その通りじゃ。わらわの盾が居なくなっては困るからの」
「おい、誰が誰の盾だって?」
「お主が、わらわの盾なのじゃ。無学者とはいえ、それくらいは理解いたせ」
「んだとぉ!?」
そのまま口喧嘩に発展してしまった姫と野獣コンビを無視し、話を進めるヴァルキリーとメルティーナ。
「前回ロウファを送るべきではなかったな。まさかここで戦士を募るとは思いもよらなかった」
「ねえ、今回の〆切までに適当なヤツ見つければいいんじゃないの? ルシオが居なくなるのはヤバイって」
「うむ、しかし今からスカウトして育成が間に合うだろうか……」
「やるだけやってみればいいじゃない。ダメなら、その時にはルシオを送るってことでさ」
「そうだな。ではそのセンで行こう」
その頃、当のルシオ本人は嫌な予感にゾクリと身震いしていたり。
「どうかしたの? ルシオ」
「いや、ちょっと悪寒がしたような……」
「風邪?」
「……死んでも風邪引くのかな」
「さあ?」
そんなこんなで、今日もヴァルキリーはどこかの地へと勇者の魂を救済しに赴くのだ。
頑張れレナス。負けるなレナス。
多分Aエンディングは無理だと思うけどね。
「えーっ!! あの稼ぎ頭を送っちゃうわけ!?」
びっしりと書き込まれた帳面をめくるヴァルキリーの呟きにメルティーナが抗議の声を上げた。
「仕方があるまい。今回の要求に適いそうな人材は他に居ないのだから」
「少しくらい違っててもいいじゃない。こっちの戦力が減ったら、戦力そのものが送れなくなるんだからさ」
「まあ、それはそうなのだが」
渋面を浮かべたまま帳面を閉じると、ヴァルキリーは手持ちの人材をちらりと見、疲れたような溜息を零した。
「能力的にはアリューゼが最も適任なのだが……アレはフレイにダメ出しを喰らっているからな」
「ダメ出しとか言うなよ」
ヴァルキリーの呟きに抗議の声を上げたのは、ダメ出しを喰らった当の本人。
「全く、んなこと言ってると取ってきた秘蔵の名剣やらねぇぞ」
「それは困る。ドラゴン族限定だが一振りで致命傷を負わせるという名剣だろう。人の手に成るもの故壊れやすいが、威力に関しては神の業をも凌ぐからな。素晴らしい財産だ」
大層生真面目な表情で頂戴の手を出すヴァルキリー。
アリューゼは少しばかり呆れながらも秘蔵の剣を渡してやった。
そこへ金髪をなびかせた少女が駆けつけてきた。
「アリューゼはヴァルキリーの戦力になっておるのだから、天界へ送る必要は無かろう。地上の不死者を狩るヴァルキリーにだって戦力は必要なのじゃからのう」
「とか何とか言っちゃって。本当は一緒に居たいだけでしょう?」
「う゛……まあ、その通りじゃ。わらわの盾が居なくなっては困るからの」
「おい、誰が誰の盾だって?」
「お主が、わらわの盾なのじゃ。無学者とはいえ、それくらいは理解いたせ」
「んだとぉ!?」
そのまま口喧嘩に発展してしまった姫と野獣コンビを無視し、話を進めるヴァルキリーとメルティーナ。
「前回ロウファを送るべきではなかったな。まさかここで戦士を募るとは思いもよらなかった」
「ねえ、今回の〆切までに適当なヤツ見つければいいんじゃないの? ルシオが居なくなるのはヤバイって」
「うむ、しかし今からスカウトして育成が間に合うだろうか……」
「やるだけやってみればいいじゃない。ダメなら、その時にはルシオを送るってことでさ」
「そうだな。ではそのセンで行こう」
その頃、当のルシオ本人は嫌な予感にゾクリと身震いしていたり。
「どうかしたの? ルシオ」
「いや、ちょっと悪寒がしたような……」
「風邪?」
「……死んでも風邪引くのかな」
「さあ?」
そんなこんなで、今日もヴァルキリーはどこかの地へと勇者の魂を救済しに赴くのだ。
頑張れレナス。負けるなレナス。
多分Aエンディングは無理だと思うけどね。
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