突発やプレイ日記を書き逃げする雑記帳。
未完結品多し。
ネタバレ満載警報発令中~。
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女性陣が消え、ジェイドとイオンがレストランへ入っていくのを見送りつつ、残された男二人と一匹は途方に暮れかけていた。
「みんな行っちまったなぁ」
「そうだなぁ。俺達はどうするか……」
壁にもたれて腕組みし、レストランの扉を見つめるガイ。
壁際に立ち、昇降機をぼんやりと眺めるルーク。
「お腹がつめたいですの~~」
その足元でお腹に巻いたソーサラーリングを擦っているのは、チーグルの仔――ミュウ。
冷たいのなら外せばいいのに、お腹周りで左右に動かしたり、手(?)でさすってみたり。
自分なりに対処法を編み出すべく研究を重ねていた。
「それにしても、アニスの奴どうしちまったんだ? 突然あんなこと言い出してさ」
「ルーク……。お前さん、にっぶいねぇ」
心底不思議そうに首を捻るルークに、少しばかり呆れた物言いで返すガイ。
「は? 何が?」
しかし全く見当付かないルークは、ポカンと口を開けてガイを見上げた。
「今月、何月だか言ってみな」
「今月ぅ? んなのシルフデーカンに決まって……あ」
暦を思い出したところで閃いた。
冬の最中、屋敷内の女性陣が色めき立つ限定イベント――
「やっと気付いたか。そう、『シルフの告白』だよ。日にちこそまだ先だがな」
「あ~あ~、そういや今頃の時期になるとメイド達がチョコくれたっけなぁ」
後頭を撫でながらそういやそうだったっけ、などと思い起こすルークの様子に、ガイはガックリと肩を落とした。
「お前……。ナタリアからだって、毎年欠かさず貰ってただろう?」
「ま、まあな。それより俺達どうするよ?」
あまりにも唐突な話題の変更。
しかし、あまり虐めても可哀相かと判断したガイは話題に乗ってやることにした。
「そうさなぁ。折角だし、カジノでも行くか? 俺が付き添えばルークも遊べるはずだぜ」
「おっし、やるか! 景品ガッポリ貰おうぜっ!」
未成年であるが故に普段は立ち入れない、ケテルブルク最大の娯楽施設――カジノ。
ルークはガイの申し出に嬉しそうに声を張り上げると、昇降機へ駆け出した。
「ご主人様、待って下さいですの~」
カーペットの上をゴロゴロ回って摩擦熱を試していたミュウが慌てて昇降機に滑り込み。
二階ホールはやっと静穏を取り戻したのだった。
「みんな行っちまったなぁ」
「そうだなぁ。俺達はどうするか……」
壁にもたれて腕組みし、レストランの扉を見つめるガイ。
壁際に立ち、昇降機をぼんやりと眺めるルーク。
「お腹がつめたいですの~~」
その足元でお腹に巻いたソーサラーリングを擦っているのは、チーグルの仔――ミュウ。
冷たいのなら外せばいいのに、お腹周りで左右に動かしたり、手(?)でさすってみたり。
自分なりに対処法を編み出すべく研究を重ねていた。
「それにしても、アニスの奴どうしちまったんだ? 突然あんなこと言い出してさ」
「ルーク……。お前さん、にっぶいねぇ」
心底不思議そうに首を捻るルークに、少しばかり呆れた物言いで返すガイ。
「は? 何が?」
しかし全く見当付かないルークは、ポカンと口を開けてガイを見上げた。
「今月、何月だか言ってみな」
「今月ぅ? んなのシルフデーカンに決まって……あ」
暦を思い出したところで閃いた。
冬の最中、屋敷内の女性陣が色めき立つ限定イベント――
「やっと気付いたか。そう、『シルフの告白』だよ。日にちこそまだ先だがな」
「あ~あ~、そういや今頃の時期になるとメイド達がチョコくれたっけなぁ」
後頭を撫でながらそういやそうだったっけ、などと思い起こすルークの様子に、ガイはガックリと肩を落とした。
「お前……。ナタリアからだって、毎年欠かさず貰ってただろう?」
「ま、まあな。それより俺達どうするよ?」
あまりにも唐突な話題の変更。
しかし、あまり虐めても可哀相かと判断したガイは話題に乗ってやることにした。
「そうさなぁ。折角だし、カジノでも行くか? 俺が付き添えばルークも遊べるはずだぜ」
「おっし、やるか! 景品ガッポリ貰おうぜっ!」
未成年であるが故に普段は立ち入れない、ケテルブルク最大の娯楽施設――カジノ。
ルークはガイの申し出に嬉しそうに声を張り上げると、昇降機へ駆け出した。
「ご主人様、待って下さいですの~」
カーペットの上をゴロゴロ回って摩擦熱を試していたミュウが慌てて昇降機に滑り込み。
二階ホールはやっと静穏を取り戻したのだった。
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