突発やプレイ日記を書き逃げする雑記帳。
未完結品多し。
ネタバレ満載警報発令中~。
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みどりの日。ですしねv
「い……嫌だ」
脂汗でも流しそうな表情でジリジリと後退るシンク。
「何我が儘言ってんのさ。ほら、イオンも言っておやりよ」
「そうですよ、シンク。多数決で決まった事なんですから」
彼を囲むように立ちはだかるのは二人のイオン様。
彼にとって最大の秘密兵器――三男――まで持ち出されては得意の毒舌で追い払う事も出来ず。
二人に距離を詰められ、背中に壁の存在を感じながら必死に逃れる策を巡らせる。
滅多に見られない逃げ腰な態度が、目前の二人を喜ばせているとは思いも寄らないシンク。
(たまにはこういうのも新鮮で良いですね)
(本当、面白いったらないね)
二人そっと目配せしてほくそ笑む。
普段ちっとも似ていない長兄と三男。
こういうところで共感するのもどうだろう?
「もらってきたよ~~っ」
そこへ、シンクにとって一種の悪夢の体現――末弟が駆けてきた。
腕に一抱え程も抱えている荷物をテーブルに投げ出し、広げてみせる。
テーブルに並べられたのは、色違いで揃いの型の礼服四着。
「僕は緑に黒縁のヤツね」
「あ、では僕は白地に緑のをお願いします」
「ぼく、緑に白~」
次の瞬間、三対の翠の瞳がシンクを捉えた。
二人のイオンが礼服へ振り返っている間に逃げようとしていたシンクは、殺気にも似た気合いの視線にビクリと肩を振るわせた。
「逃がさないよ?」
長兄。扉側の壁に手を付いて横合いからシンクへと流し目をくれる。
「僕、この日をずっと楽しみにしていたんですよ?」
三男。長兄と反対側から、シンクの胸元へ手を伸ばす。
「シンクは黒に緑の線のヤツね~」
末弟。残った礼服を手に、にこにこと笑いながらシンクの真正面に立ちはだかった。
「い、嫌……」
「「問答無用!!」」
「わ~い、お揃い~~~~!」
シンク的には地獄絵図、三人的にはお楽しみタイム、開始。
「や……離せっ、触るなったらっ」
「この服、どうやって脱がすの~?」
「こっちで留めてあるんですよ。でも、枚数多いですね。何枚着てるんですか? シンク」
「何処触ってんの、嫌っ」
「まだ動けるなんてしぶといねぇ。もうちょっと術の強度上げようか? 頭痛が酷くなるけど、良いよね? 痛くても。シンクだし」
「アンダーウェアはどうしますか?」
「当然……脱がせて」
「しんく、ばんざーい」
「~~~~~~!!!!」
…………合掌。
「はぅあ、豪華~~」
「イオン様、かっこいい」
礼拝堂に並び立つ四つ子の姿に、呆然と見とれる導師守護役の娘さん方。
二人は礼拝堂に詰めかけた群衆のわりと前列の方で、ひそひそと囁き交わしていた。
「でも、シンクだけ怒ってる?」
「あ゛~……なんか、大変だったらしいよ。色々と……」
「ふぅん? いつもみんなでああしてるといいのに。似合ってる……です」
「だね~。ま、シンクは絶対嫌がるだろうけど」
長々と続く大詠師モースの話を聞き流し、二人は食い入るように壇上を見つめた。
「後で写真撮ろうね。絶対」
「アリエッタも欲しい。お部屋にかざるの」
「よっし! 頑張るぞ~!!」
「おー、です」
もう一波乱ありそうな予感…………?
……どういうシチュエーション?
た、多分誕生日だとか導師就任記念日だとか、そんな感じ?
単にお揃いの服着せたかっただけですよ? ええ。
よってたかって脱がされるシンク、可哀相。(ぉぃ;
「い……嫌だ」
脂汗でも流しそうな表情でジリジリと後退るシンク。
「何我が儘言ってんのさ。ほら、イオンも言っておやりよ」
「そうですよ、シンク。多数決で決まった事なんですから」
彼を囲むように立ちはだかるのは二人のイオン様。
彼にとって最大の秘密兵器――三男――まで持ち出されては得意の毒舌で追い払う事も出来ず。
二人に距離を詰められ、背中に壁の存在を感じながら必死に逃れる策を巡らせる。
滅多に見られない逃げ腰な態度が、目前の二人を喜ばせているとは思いも寄らないシンク。
(たまにはこういうのも新鮮で良いですね)
(本当、面白いったらないね)
二人そっと目配せしてほくそ笑む。
普段ちっとも似ていない長兄と三男。
こういうところで共感するのもどうだろう?
「もらってきたよ~~っ」
そこへ、シンクにとって一種の悪夢の体現――末弟が駆けてきた。
腕に一抱え程も抱えている荷物をテーブルに投げ出し、広げてみせる。
テーブルに並べられたのは、色違いで揃いの型の礼服四着。
「僕は緑に黒縁のヤツね」
「あ、では僕は白地に緑のをお願いします」
「ぼく、緑に白~」
次の瞬間、三対の翠の瞳がシンクを捉えた。
二人のイオンが礼服へ振り返っている間に逃げようとしていたシンクは、殺気にも似た気合いの視線にビクリと肩を振るわせた。
「逃がさないよ?」
長兄。扉側の壁に手を付いて横合いからシンクへと流し目をくれる。
「僕、この日をずっと楽しみにしていたんですよ?」
三男。長兄と反対側から、シンクの胸元へ手を伸ばす。
「シンクは黒に緑の線のヤツね~」
末弟。残った礼服を手に、にこにこと笑いながらシンクの真正面に立ちはだかった。
「い、嫌……」
「「問答無用!!」」
「わ~い、お揃い~~~~!」
シンク的には地獄絵図、三人的にはお楽しみタイム、開始。
「や……離せっ、触るなったらっ」
「この服、どうやって脱がすの~?」
「こっちで留めてあるんですよ。でも、枚数多いですね。何枚着てるんですか? シンク」
「何処触ってんの、嫌っ」
「まだ動けるなんてしぶといねぇ。もうちょっと術の強度上げようか? 頭痛が酷くなるけど、良いよね? 痛くても。シンクだし」
「アンダーウェアはどうしますか?」
「当然……脱がせて」
「しんく、ばんざーい」
「~~~~~~!!!!」
…………合掌。
「はぅあ、豪華~~」
「イオン様、かっこいい」
礼拝堂に並び立つ四つ子の姿に、呆然と見とれる導師守護役の娘さん方。
二人は礼拝堂に詰めかけた群衆のわりと前列の方で、ひそひそと囁き交わしていた。
「でも、シンクだけ怒ってる?」
「あ゛~……なんか、大変だったらしいよ。色々と……」
「ふぅん? いつもみんなでああしてるといいのに。似合ってる……です」
「だね~。ま、シンクは絶対嫌がるだろうけど」
長々と続く大詠師モースの話を聞き流し、二人は食い入るように壇上を見つめた。
「後で写真撮ろうね。絶対」
「アリエッタも欲しい。お部屋にかざるの」
「よっし! 頑張るぞ~!!」
「おー、です」
もう一波乱ありそうな予感…………?
……どういうシチュエーション?
た、多分誕生日だとか導師就任記念日だとか、そんな感じ?
単にお揃いの服着せたかっただけですよ? ええ。
よってたかって脱がされるシンク、可哀相。(ぉぃ;
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