突発やプレイ日記を書き逃げする雑記帳。
未完結品多し。
ネタバレ満載警報発令中~。
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“謎”の称号。
「ぷっはー! これのために生きてますなあ!」
甲高い子供の声で発せられた何とも親父チックな台詞が、閑静な神社の境内に染み渡る。
神社隅のベンチに座り、モロナミンを見事に一気飲みした舞子は、満足げな笑みを浮かべて膝に乗せたたこ焼きを頬張った。
ちなみに舞子曰く、個人情報保護法によりフルネーム及び住所は教えられないとのことである。
「舞子の大好物ばーっかり! 嬉しいなっ」
隣で単語帳を眺めていた凍夜は、子供らしいはしゃぎぶりにふと口元を緩めた。
「そっか。でも、モロナミンってこの辺じゃ売ってないんだよね」
「そうなんだよね~。お兄ちゃん、どこで買ってきたの?」
「寮。入寮した日に、自販機でね」
その言葉に、たこ焼きをつつく手がピタリと止まった。
「……お兄ちゃん、いつこの街に来たって言ってたっけ?」
「四月の六日……七日になるのかな。深夜だったし」
「今日は……」
「五月だね」
舞子の視線が、ゆっくりと瓶に落ちる。
先程一気飲みしたモロナミンは、底に数滴残っている程度。
残りは、勿論舞子本人の胃袋の中である。
衝撃の事実に蒼白になる舞子の耳に、更に追い打ちの発言が聞こえてきた。
「ちなみに、たこやきは初めて店の前を通りがかった日に買ったんだけど、消費期限どうなってるんだろうね」
「…………」
通学路に存在するたこ焼き屋の前を“初めて通りがかった日”といったら……。
「あ、たこ焼き冷めてる? アギで温めようか」
一般人にアギとか言うなとか、アギだと炭になるからとか、ツッコミどころは多々あるが。
今は……。
「お兄ちゃん。ひとにモノをあげる時は、もうちょっと気を使おうよ」
「ああ、そっか。そうだね」
小学生にモラルを指摘される高校生。
こんな状況下でありながら、何故かコミュはきちんと発生したらしい。
「ぷっはー! これのために生きてますなあ!」
甲高い子供の声で発せられた何とも親父チックな台詞が、閑静な神社の境内に染み渡る。
神社隅のベンチに座り、モロナミンを見事に一気飲みした舞子は、満足げな笑みを浮かべて膝に乗せたたこ焼きを頬張った。
ちなみに舞子曰く、個人情報保護法によりフルネーム及び住所は教えられないとのことである。
「舞子の大好物ばーっかり! 嬉しいなっ」
隣で単語帳を眺めていた凍夜は、子供らしいはしゃぎぶりにふと口元を緩めた。
「そっか。でも、モロナミンってこの辺じゃ売ってないんだよね」
「そうなんだよね~。お兄ちゃん、どこで買ってきたの?」
「寮。入寮した日に、自販機でね」
その言葉に、たこ焼きをつつく手がピタリと止まった。
「……お兄ちゃん、いつこの街に来たって言ってたっけ?」
「四月の六日……七日になるのかな。深夜だったし」
「今日は……」
「五月だね」
舞子の視線が、ゆっくりと瓶に落ちる。
先程一気飲みしたモロナミンは、底に数滴残っている程度。
残りは、勿論舞子本人の胃袋の中である。
衝撃の事実に蒼白になる舞子の耳に、更に追い打ちの発言が聞こえてきた。
「ちなみに、たこやきは初めて店の前を通りがかった日に買ったんだけど、消費期限どうなってるんだろうね」
「…………」
通学路に存在するたこ焼き屋の前を“初めて通りがかった日”といったら……。
「あ、たこ焼き冷めてる? アギで温めようか」
一般人にアギとか言うなとか、アギだと炭になるからとか、ツッコミどころは多々あるが。
今は……。
「お兄ちゃん。ひとにモノをあげる時は、もうちょっと気を使おうよ」
「ああ、そっか。そうだね」
小学生にモラルを指摘される高校生。
こんな状況下でありながら、何故かコミュはきちんと発生したらしい。
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