突発やプレイ日記を書き逃げする雑記帳。
未完結品多し。
ネタバレ満載警報発令中~。
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そもそも持ち上がらないとは思うけども、そこはペルソナ能力でカバー?
沢山並んでると、ドミノ倒しとかやってみたくなる。
「あのバカ! 何勝手なことやってんのよ!!」
「伊織に関しては少々いいけど、二人じゃ戦力カツカツかなぁ。仕方ない、追いかけようか」
行く手を塞ぐシャドウを倒し、苛立たしげに叫ぶゆかり。
凍夜は手の甲に滲む血を嘗め取ると、先の車両へ走り出した。
『幸い、まだ数両先行しているだけのようだ。急いでやってくれ』
「「了解っ」」
シャドウの誘いに引っ掛かってまんまとおびき出された伊織を追って、行く手を塞ぐシャドウを蹴散らしながら先へ進む。
美鶴のナビ通り、数両先の車両で発見した伊織は……。
なんだか思いっきり敵に囲まれていたりした。
「くそっ……オレ一人だって!」
「よいしょっと」
「バカ順平! 一人で突っ走った、り……」
伊織の加勢に入ろうとしたゆかりは、前に立つリーダーの奇行に思わずつがえた矢を取り落とした。
幸か不幸か、一人でシャドウを蹴散らそうと躍起になっている伊織は、凍夜の行動に気付いていない。
「伊織避けて~」
「あぁ!? ヒトのジャマしてんなっ……て、うひゃあぁぁぁあ!!」
うねる触手を斬り落とし、振り向いた伊織の目に飛びこんできたのは――
迫り来る、棺桶。
それはシャドウ二体をなぎ倒し、硬直した伊織の帽子の横を掠めて、扉横の壁にぶち当たった。
背後に響く轟音に、色を無くす伊織。
「岳羽、追撃」
「……へ? あ、そ、そうね」
凍夜の指示に我に返ったゆかりのペルソナによって残り一体も倒され、その場には部員三名と棺桶――凍夜が足元から持ち上げていた事から察するに、通路で寝ていた酔っぱらいの象徴化――だけが残された。
「は、はは……」
シャドウが一掃された車内に乾いた笑い声が響く。
凍夜は、あまりの(精神的)衝撃に腰を抜かした伊織の背後へ歩み寄ると、棺桶の足側を持ち上げて元の位置へ引きずっていく。
「重たいし、片付けなきゃだし。あんまり効果的じゃないなぁ、コレ」
『凍夜。一般人を巻き込むのは感心しないな。それから、伊織。お前もみだりにチームワークを乱すな』
「はい。伊織も……もう、やらないよね?」
推定酔っぱらいを元の位置に転がして振り返った凍夜を見上げ、伊織はただカクカクと頷くばかり。
(確信犯だ……)
度肝を抜くような奇行は、ある意味最凶の牽制と言えなくもない。
凍夜に引きつった笑いを返す伊織から視線を外し、ゆかりはいいように使われた推定酔っぱらいの上に傷薬を置いて、心の中で謝っておいた。
沢山並んでると、ドミノ倒しとかやってみたくなる。
「あのバカ! 何勝手なことやってんのよ!!」
「伊織に関しては少々いいけど、二人じゃ戦力カツカツかなぁ。仕方ない、追いかけようか」
行く手を塞ぐシャドウを倒し、苛立たしげに叫ぶゆかり。
凍夜は手の甲に滲む血を嘗め取ると、先の車両へ走り出した。
『幸い、まだ数両先行しているだけのようだ。急いでやってくれ』
「「了解っ」」
シャドウの誘いに引っ掛かってまんまとおびき出された伊織を追って、行く手を塞ぐシャドウを蹴散らしながら先へ進む。
美鶴のナビ通り、数両先の車両で発見した伊織は……。
なんだか思いっきり敵に囲まれていたりした。
「くそっ……オレ一人だって!」
「よいしょっと」
「バカ順平! 一人で突っ走った、り……」
伊織の加勢に入ろうとしたゆかりは、前に立つリーダーの奇行に思わずつがえた矢を取り落とした。
幸か不幸か、一人でシャドウを蹴散らそうと躍起になっている伊織は、凍夜の行動に気付いていない。
「伊織避けて~」
「あぁ!? ヒトのジャマしてんなっ……て、うひゃあぁぁぁあ!!」
うねる触手を斬り落とし、振り向いた伊織の目に飛びこんできたのは――
迫り来る、棺桶。
それはシャドウ二体をなぎ倒し、硬直した伊織の帽子の横を掠めて、扉横の壁にぶち当たった。
背後に響く轟音に、色を無くす伊織。
「岳羽、追撃」
「……へ? あ、そ、そうね」
凍夜の指示に我に返ったゆかりのペルソナによって残り一体も倒され、その場には部員三名と棺桶――凍夜が足元から持ち上げていた事から察するに、通路で寝ていた酔っぱらいの象徴化――だけが残された。
「は、はは……」
シャドウが一掃された車内に乾いた笑い声が響く。
凍夜は、あまりの(精神的)衝撃に腰を抜かした伊織の背後へ歩み寄ると、棺桶の足側を持ち上げて元の位置へ引きずっていく。
「重たいし、片付けなきゃだし。あんまり効果的じゃないなぁ、コレ」
『凍夜。一般人を巻き込むのは感心しないな。それから、伊織。お前もみだりにチームワークを乱すな』
「はい。伊織も……もう、やらないよね?」
推定酔っぱらいを元の位置に転がして振り返った凍夜を見上げ、伊織はただカクカクと頷くばかり。
(確信犯だ……)
度肝を抜くような奇行は、ある意味最凶の牽制と言えなくもない。
凍夜に引きつった笑いを返す伊織から視線を外し、ゆかりはいいように使われた推定酔っぱらいの上に傷薬を置いて、心の中で謝っておいた。
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