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突発やプレイ日記を書き逃げする雑記帳。 未完結品多し。 ネタバレ満載警報発令中~。
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アイギスの観察日誌(仮)
(ペルソナ3、アイギス視点一人称、途中切れ)





 皆様こんにちは。アイギスであります。
 わたしの一番の大切は、夢人さんの傍にいる事であります。
 何時いかなる時も夢人さんのお側にいる為に、夢人さん及び特別課外活動部の方々の動向を把握するのは大変重要な課題であると認識しました。
 故に、皆さんの“生活パターン”なるものの調査を、特殊任務として設定するであります。
 本日よりデータ収集開始であります。



 九月某日早朝。
 斜め下の部屋から目覚まし時計の音を確認。
 今朝も律儀に五分前行動であります。
 目覚まし時計さん、毎朝ご苦労様であります。


「お早うございます、夢人さん」
「おはよう、アイギス。コロマルも早いね」
「ワンッ」

 一階ラウンジ。
 先に支度を済ませラウンジにて待機していたわたしと、ラウンジを住居としているコロマルさんとでご挨拶です。
 朝の挨拶は、円滑な対人関係を築くために重要なコミュニケーションであります。
 夢人さんは、夏仕様学園用迷彩の上に多機能エプロンを装備してのご登場です。
 洗い立ての白さが眩しいであります。

「アイギス、コロマルの散歩頼むよ。今日は東回りのコースでね」
「了解です」
 お散歩兵装を手にコロマルさんと玄関を出ようとした矢先、微かに真次郎さんの声が聞こえました。
 どうやら、既に奥のキッチンにいらした模様です。
 声を聞くまで、全く感知出来ませんでした。レーダーの不備でしょうか?
 近々メンテナンスを申請した方が良いかもしれないであります。



「アイギスじゃないか。毎朝ご苦労だな」
「明彦さん、お早うございます」
「ああ、おはよう」

 散歩の終盤に差し掛かった頃、明彦さんにお会いしました。
 日課のロードワークなのであります。
「夢人さんはどうなさっていましたか?」
「ん? ラウンジのテーブルに料理が並んでいたが、そろそろ片付けじゃないか?」
 必要最低限の事だけ告げると、明彦さんは「その辺を適当に回ってくる」と言い残して走り去ってしまわれました。
 彼の“適当に”は相当長いであります。
 コロさんが彼に散歩をせがまないのも頷けるというものであります。



「おはようアイギス、コロちゃん」
「お早うございます、ゆかりさん」
「ワン、ワン」
 ゆかりさんは早朝特別軍事演習がある為、他の皆さんより早起きの確率が高いであります。
 ロールパンに特製スクランブルエッグとベーコンを挟む姿を見つめるコロマルさんの口元から、よだれが滴っているであります。

「コロマルさん、朝ご飯になさいますか?」
「ワン、ワンッ」
「それでは、本日の活力であります」
「ワンッ!」
 コロマルさんは、きちんと「いただきます」が言える礼儀正しい紳士であります。
 水を貰おうとキッチンへ向かうと、夢人さんがカウンターへ出てきました。
「コロマル、バラ肉少し茹でてあげよっか?」
「ワンッ」
「是非とのことであります」
「岳羽は、サンドイッチかおにぎり持ってく?」
「うん、お願い。いつもゴメンねー」
「朝練の後ってお腹空くもんね。僕も経験あるから気にしないで」

 ゆかりさんと話し込んでいる夢人さんの横を抜けてキッチンへ入ると、他には誰も居ませんでした。
 人間で言う所の空耳だったのでしょうか? だとしたら、深刻な機能障害であります。早急な確認が必要であります。
 話を終えて戻ってきた夢人さんに、小声で質問してみましょう。
「夢人さん、先程真次郎さんがいらっしゃいませんでしたか?」
「居たよ。真田さんが出ていった後、部屋に帰っちゃったけどね。……皆には内緒だよ?」
「了解であります」
 真次郎さんは、器用でシャイで人知れず周囲に気を配るいい人であります。
 彼が心のままに行動出来るよう、見て見ぬふりも大事なのであります。


「ゆかりさん、サンドイッチであります」
「ありがとう。じゃあ、もう行くね。また教室で」
「行ってらっしゃいであります」


 ゆかりさんが出掛けて程なくして、片付けを済ませた夢人さんの朝食であります。
 ニュースを観ながらご飯を食べる夢人さんと、コロマルさんのブラッシングをするわたし。
 こういうのを何というか、わたし知っているであります。
 理想の家庭図というのであります。
 “白い家にわたしと彼と大きな犬”というやつです。
 正式には、“大きな寮にわたしと彼と白い犬”ですが、あまり大差はないと判断します。
 こういう図式は幸せなのだそうです。
 では、今のわたしは幸せなのでしょうか?







この後、美鶴が来、風花と入れ違いくらいでお迎えの車で登校。
風花と天田の食事中に軽く今夜の打ち合わせし、風花&天田登校。
真田帰宅し、朝食を手に登校。
凍夜片づけを済ませて登校。
順平、遅刻ギリギリで教室に着きおにぎりにかぶりつく。

こんな感じ?です。
無駄に長い朝の風景……なのでする。
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