突発やプレイ日記を書き逃げする雑記帳。
未完結品多し。
ネタバレ満載警報発令中~。
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覚醒シーンの時は、イオ出てこないんですよね。
覚醒前だから?
冒頭にゆかりの弓シーンがあったんですけど、長いので削除~。
バランス、難しいデス。
本日幾度目の戦闘だろうか。
凍夜は新たに行く手を阻む敵と、味方の戦力と薬の残りとを計算しながら戦況を見つめていた。
「見てろよ、俺の大・活・躍!」
勢いよくトリガーを引くと同時に具現したヘルメスが、翼のような突起を広げ標的へ飛び掛かる。
「残りふたーつ!」
召喚器を振り上げてハシャグ伊織を視界の端に納め、続くシャドウの反撃を半歩で避けながら、残りの戦力を再試算。
(喚びすぎでいい加減頭痛いしここは剣攻撃で行くとして、僕と岳羽で一体オトせれば……あれ?)
「岳羽……ペルソナどんなの?」
「……」
ギクリ、とゆかりの肩が震えたのを、凍夜が見逃すはずは無かった。
気温を下げるような声が、ゆかりに向かって吹き付ける。
「岳羽、ここに来てから使ってないよね? 一回も」
「……」
そう。
屋上で小竜巻を見ていたせいか、うっかり失念していたのだ。
タルタロスに入って以降、ゆかりが一度もペルソナを召喚していないという事実を。
「真田先輩に、何か言われてたよね。で、岳羽『大丈夫』って答えてたよね。……コイツ、弓でオトせるならそれでも良いけど」
凍えるような視線をゆかりへ向けつつ、足元で串刺しになっているシャドウを顎で示す。
……お怒りモードだ。
ゆかりはイロイロな恐怖に震える心を叱咤して、腿のガンベルトから召喚器を引き抜いた。
怖い。
てか、そりゃ怖いに決まってる。
目前の化け物も、自分に銃口向けるなんてイカれた行為も、お怒りモードの我らが作戦リーダー様も。
しかし、三種類の恐怖には密接な繋がりがあって……要するに召喚さえ出来れば、他二つも芋づる式に解決するのである。
……ならば。
「そうよ、怖がってなんていられない!」
ゆかりは両手で召喚器を握りしめ、自分の額に向かってトリガーを引いた。
力一杯――
目を瞑って。
「おぅわあっ!?」
目標を決めずに打ち出された小竜巻は、見事に伊織の足を掬い上げた。
疾風に弱いヘルメスの特性を共にしている伊織は、堪えきれずものの見事にすっころぶ。
「いって、何すんだ……てそれどころじゃ、うわっ!」
体勢を崩したままでは襲いかかるシャドウの攻撃を避けられず、伊織はあっという間に黒い塊に飲み込まれた。
シャドウの下でバタバタと藻掻く伊織の腕をちらりと見、凍夜は溜息一つ付いて召喚器を引き抜いた。
「岳羽、次からは視認してね。あと、伊織の回復ヨロシク」
「う……うん。ゴメン、つい……」
「ちゃんとペルソナ喚べたし、僕じゃ無かったからイイや」
どうやら戦闘モードに戻ったらしいリーダーが次々とシャドウを火だるまにしていく様を見つめ、ゆかりは安堵の溜息を付いた。
「あ、アチ、アッチ! お前、オレまで一緒に焼いてんじゃねぇよ!!」
「総攻撃いくよー」
「て、スルーかよ!」
伊織の声は総攻撃の騒音に呑まれ、二人の耳には届かなかった。
覚醒前だから?
冒頭にゆかりの弓シーンがあったんですけど、長いので削除~。
バランス、難しいデス。
本日幾度目の戦闘だろうか。
凍夜は新たに行く手を阻む敵と、味方の戦力と薬の残りとを計算しながら戦況を見つめていた。
「見てろよ、俺の大・活・躍!」
勢いよくトリガーを引くと同時に具現したヘルメスが、翼のような突起を広げ標的へ飛び掛かる。
「残りふたーつ!」
召喚器を振り上げてハシャグ伊織を視界の端に納め、続くシャドウの反撃を半歩で避けながら、残りの戦力を再試算。
(喚びすぎでいい加減頭痛いしここは剣攻撃で行くとして、僕と岳羽で一体オトせれば……あれ?)
「岳羽……ペルソナどんなの?」
「……」
ギクリ、とゆかりの肩が震えたのを、凍夜が見逃すはずは無かった。
気温を下げるような声が、ゆかりに向かって吹き付ける。
「岳羽、ここに来てから使ってないよね? 一回も」
「……」
そう。
屋上で小竜巻を見ていたせいか、うっかり失念していたのだ。
タルタロスに入って以降、ゆかりが一度もペルソナを召喚していないという事実を。
「真田先輩に、何か言われてたよね。で、岳羽『大丈夫』って答えてたよね。……コイツ、弓でオトせるならそれでも良いけど」
凍えるような視線をゆかりへ向けつつ、足元で串刺しになっているシャドウを顎で示す。
……お怒りモードだ。
ゆかりはイロイロな恐怖に震える心を叱咤して、腿のガンベルトから召喚器を引き抜いた。
怖い。
てか、そりゃ怖いに決まってる。
目前の化け物も、自分に銃口向けるなんてイカれた行為も、お怒りモードの我らが作戦リーダー様も。
しかし、三種類の恐怖には密接な繋がりがあって……要するに召喚さえ出来れば、他二つも芋づる式に解決するのである。
……ならば。
「そうよ、怖がってなんていられない!」
ゆかりは両手で召喚器を握りしめ、自分の額に向かってトリガーを引いた。
力一杯――
目を瞑って。
「おぅわあっ!?」
目標を決めずに打ち出された小竜巻は、見事に伊織の足を掬い上げた。
疾風に弱いヘルメスの特性を共にしている伊織は、堪えきれずものの見事にすっころぶ。
「いって、何すんだ……てそれどころじゃ、うわっ!」
体勢を崩したままでは襲いかかるシャドウの攻撃を避けられず、伊織はあっという間に黒い塊に飲み込まれた。
シャドウの下でバタバタと藻掻く伊織の腕をちらりと見、凍夜は溜息一つ付いて召喚器を引き抜いた。
「岳羽、次からは視認してね。あと、伊織の回復ヨロシク」
「う……うん。ゴメン、つい……」
「ちゃんとペルソナ喚べたし、僕じゃ無かったからイイや」
どうやら戦闘モードに戻ったらしいリーダーが次々とシャドウを火だるまにしていく様を見つめ、ゆかりは安堵の溜息を付いた。
「あ、アチ、アッチ! お前、オレまで一緒に焼いてんじゃねぇよ!!」
「総攻撃いくよー」
「て、スルーかよ!」
伊織の声は総攻撃の騒音に呑まれ、二人の耳には届かなかった。
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ブルー・クレセンティア様
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